・ハード・ソフトMindstorm NXTフル互換
-LEGO Mindstorm NXT標準I2Cコネクタ接続、
-LEGO Mindstorm用言語NXT-G、NXCで開発
・高性能でありながら他の電子部品同様に簡単に使える
・工場出荷時にキャリブレーション・チューニング済
-ジャイロセンサーと加速度センサー間も調整済
-アプリケーションソフトは簡易言語、Cライク言語で開発
・積分演算機能内蔵:高精度の位置(距離)情報を出力
・特許取得の慣性センサーデータ補整技術
-30年に及ぶ慣性航法の研究開発の成果を終結
・長年出荷している飛行体慣性航法(イナーシャナビゲーションシステム)システム技術を適用
・積分計算機能内蔵により3タイプのデータ出力可能
-各慣性センサー軸毎の生データ
-各慣性センサー軸毎出力1回積分(回転速度、加速度)
-各慣成センサー軸毎出力2回積分(角度、距離)
XG1300Lを装着したMindstorm NXT
XG1300Lはジャイロセンサーと加速度センサーの 推定結果から連続的に位置データを出力します。
ジャイロセンサー:Z軸を軸としてる回転する角速度(回転速度の変化を検知)積分計算により角度(方向、傾き)を算出、推定。
加速度センサー:X,Y,Zの各方向の加速度(速度の変化を検知)積分計算により距離を算出、推定
Performance | Input Dynamic Range |
± 100°/sec (Continuous) ± 150°/sec (Instantaneous) |
---|---|---|
Rate Noise (1σ @ 50Hz bandwidth) | < 0.1°/sec | |
Scale Factor Nonlinearity | 0.5 % (Typical) | |
Measurement Range(Acceleration) | ±2G, ±4G, ±8G(Selectable) | |
Bandwidth | 50 Hz | |
Output Update Rate | 100Hz | |
Bias Drift | 10°/hr | |
Physical | Weight | < 15 grams |
Size | 48 mm X 32 mm X 21 mm | |
Electrical | Power Consumption | < 60mW (@5V) |
Input Voltage | 3.3 〜 5.5 V | |
Environmental | Operating Temperature | -20 〜 80 °C |
Storage Temperature | -40 〜 100 °C | |
Shock | 200 gRMS |
マイクロインフィニティの長年の研究開発の成果を結集し、ハード・ソフトをXG1300Lに最適化しています。
検査、キャリブレーション(校正)、チューニング(調整)もMindstorm NXT用に最適化して出荷検査しています。
積分演算機能を内蔵し、センサーデータの読み取りも、積分前・1回積分・2回積分の3種のデータ出力が可能です。
こうしたXG1300L最適化により桁違いの高精度、高品質でありながら、アプリ開発が容易で使い易くなっています。
ジャイロ(回転移動角度、方向)と加速度センサー(移動距離)の二つを組合せで、高精度の位置推測が可能です。
1回積分データで回転の速度と速度が得られるので、なめらかな速度変化する動きを実現できます。
高精度の動きをインターネットでご確認いただけます。
LEGO Mindstorm
LEGO MindstormはMIT(マサチューセッツ工科大学)メディアラボが教育用に開発し、LEGOとMITの協力を得て製品化した
ロボット制御とコンピュータの学習キットです。メカ(各種センサとモータを搭載したロボット)とコンピュータを融合した製品で、
コンピュータを使ったプログラミングと、メカ制御(センサーとアクチュエータ)をロボットを動かしながら学習できるキットです。
MITメディアラボは、主に表現と コミュニケーションに利用されるデジタル技術の教育、研究を専門としている ところで、ここで
開発された教材は最先端技術を駆使し高度に洗練されています。
MITメディアラボだけでなく多くのボランティアのエンジニアが、Mindstorm NXT用にサンプルプログラムや言語、補助教材を提供して
います。なおXG1300Lで使用することのできる“C”ライクのNXCという言語もフリーソフトです。
欧米では広く活用されている教育用キットです。